関節リウマチ

関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されてしまい、関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。関節の痛みや腫れの改善と進行の予防を目的として治療を行います。個人差はありますが、進化し続ける治療薬により、関節が壊れるのを遅らせたり、予防できるようになってきました。

ほかの病気と同様に早期発見・早期治療が重要です。

このためには、“関節が腫れたり、痛くなる”、“朝起きたら手がこわばる”、“疲れやすい、微熱が続く”などの症状があったら専門医に相談が必要です。
腫れが続く間に関節の変形が進むと、障害が残ってしまいます。
リウマチの検査は、血液検査、レントゲン検査、超音波検査を組み合わせて行います。
治療には、抗リウマチ剤(免疫調節剤、免疫抑制剤、生物学的製剤)を使います。
これらの薬を安全に使うためには定期的な検査で副作用を早期に見つけて対処することが重要です。