医療コラム
安静にしているのに、なかなか良くならない…
腰や肩、ひざなどが痛むと、
「なるべく動かさないほうがいいのかな…」
「しばらく様子を見よう」と思ってしまいますよね。
実際、痛みが強いときに無理をするのはよくありません。
けれど、長いあいだ動かさずにいることで、かえって回復が遅れてしまうケースもあります。
やまだ整形外科リハビリクリニックでは、
痛みをやわらげながら、少しずつ体を動かして回復を目指すことを大切にしています。
「安静にすれば治る」は本当?
ケガの直後や炎症が強い時期には、休むことが必要な場合もあります。
しかし、必要以上に動かさない状態が続くと、
- 筋力が落ちてしまう
- 関節がこわばる
- 血流が悪くなる
- 再発しやすくなる
といったことが起こることがあります。
そのため、痛みが落ち着いてきたら、医師や理学療法士と相談しながら、安全な範囲で体を動かしていくことがとても大切です。
特に当院では、できるだけ動かして治すことを大切にしています。
なぜ「動かす治療」が回復につながるのか
体を正しく動かすことで、
- 血流がよくなる
- 関節の動きが保たれる
- 筋力の低下を防げる
- ケガの再発予防につながる
といった効果が期待できます。
大切なのは、「とにかく動かす」ことではなく、その方の状態に合った動かし方を選ぶこと。
ここでポイントになるのは、理学療法士が行うリハビリテーションです。
リハビリではどんなことをするの?
当院では、「身体の動かし方のプロ」である理学療法士によるマンツーマンのリハビリを行っています。
- 体の動きのチェック
- 筋力や柔軟性の確認
- 動作のクセの評価
- ストレッチ
- 正しい体の使い方の指導
- ご自宅でできる運動のアドバイス
などを通して、「痛みの出にくい体づくり」を目指します。
痛みが強いときは、まず「やわらげる治療」から
もちろん、痛みがあると、「できるだけ動かしたくない」と思うのは当然です。
当院では、まず痛みをやわらげ、体を動かせる状態をつくることを大切にしています。
たとえば、痛みが強い場合には痛み止めの注射を行うことがあります。
比較的早く効くことが多く、「少し楽になった」と感じられる方もいらっしゃいます。
効果は半日ほどの場合もありますが、つらいときには状態を見ながら繰り返し行うこともあります。
また、お薬についても、
毎回の診察で症状をうかがいながら、種類や量を調整したり、必要に応じて追加したりします。
こうして痛みをコントロールしたうえで、
無理のない範囲からリハビリや運動療法に進んでいきます。
「痛いのに無理やり動かされるのでは…」という心配はいりません。
一人ひとりの状態に合わせて、段階的に進めていきます。
当院がリハビリを重視する理由
当院が大切にしているのは、
「痛みを取ること」だけでなく、「なぜその痛みが起きたのか」を一緒に考えることです。
同じ腰痛やひざの痛みでも、
- 体の使い方にクセがある
- 体幹が不安定
- 筋肉がかたくなっている
- 成長期や更年期の影響がある
- 日常動作の負担が積み重なっている
など、背景は人それぞれです。
原因に目を向けずにその場しのぎの対応をしていると、
いったん良くなっても、また同じところを痛めてしまうことがあります。
だからこそ当院では、医師の診察とリハビリを組み合わせながら、
- 正しい体の使い方
- ケガをしにくい動き方
- 再発を防ぐ運動
- 日常生活での注意点
を丁寧にお伝えしています。
「できるだけ早く元の生活に戻りたい」
「同じ痛みを繰り返したくない」
そんな思いに寄り添いながら、
長く元気に動ける体づくりをサポートします。
急な腰痛(ぎっくり腰)などの場合は?
突然の強い痛みで動けなくなると、不安になりますよね。
当院では、状態を確認したうえで、
まずは痛みをやわらげる治療を行い、動ける状態を目指します。
その後、無理のない範囲からリハビリを取り入れ、
回復と再発予防につなげていきます。
年齢に合わせた「動かす治療」
当院のリハビリは、年齢や目的に合わせて行います。
- お子さん:ケガ予防、体の使い方の指導
- 女性:冷えや筋力低下、更年期の不調への対応
- ご高齢の方:転倒予防、健康維持のための運動
それぞれの生活背景に合わせたサポートを行っています。
正しく動かすことが、回復への近道です
- 我慢しすぎない
- 自己判断で動かさなすぎない
- 専門家と一緒に進める
- 再発を防ぐ体づくりを大切に
「この痛み、診てもらったほうがいいかな?」
と思ったときは、お気軽にご相談ください。