医療コラム
「どこに行けばいいかわからない」と迷っていませんか?
腰が痛い、肩がつらい、足がしびれる──。
こんな症状が続いているのに、
「内科に行くべきか、整形外科に行くべきか分からない」
「かかりつけの内科の先生に診てもらったけど、よくならない」
「整形外科って骨折した人が行くところでしょ?」
そう思って、受診をためらっていませんか?
実は、痛みや体の不調には「適切な受診先」があります。
どちらに行けばいいか迷ったときのポイントをお伝えします。
内科が担当するのは「内臓・全身疾患」
内科は、体の内側──つまり内臓や血液、代謝などの異常を診る診療科です。
腰痛や肩こりでも、内科的な原因が隠れていることがあります。たとえば:
- 腎臓の病気による腰・背中の痛み
- 心臓・肺の疾患による肩・背中の痛み
- 糖尿病による手足のしびれ
- 甲状腺異常による全身のだるさ・こわばり
このように、内臓の病気が体の外側の痛みとして現れることがあります。
特に「安静にしていても痛む」「夜中や早朝に強い痛みで目が覚める」「体重が急に減っている」などのサインがある場合は、内科的な原因を疑う必要があります。
整形外科が担当するのは「骨・関節・筋肉・神経」
整形外科は、骨・関節・筋肉・腱・神経などの「運動器」の異常を診る診療科です。
骨折だけでなく、以下のような症状が整形外科の得意分野です:
- 腰痛・ぎっくり腰・椎間板ヘルニア
- 肩こり・首の痛み・頸椎症
- ひざ・股関節・足首の痛み
- 手足のしびれ(頸椎・腰椎からくるもの)
- スポーツ障害・捻挫・打撲
- 骨粗しょう症・変形性関節症
「痛みが動作で変わる」「特定の姿勢だとラク」「押すと痛む場所がある」などのケースは、整形外科が適していることが多いです。
「内科で異常なし」と言われた痛みも、整形外科で原因がわかることがある
内科で「検査では問題なし」と言われたにもかかわらず、慢性的な腰の痛みや肩こり、しびれが続いている方は少なくありません。
こういったケースでは、骨や関節・神経の問題が原因であることがあります。
レントゲンや超音波検査など整形外科特有の検査で、はじめて原因が判明するケースもあります。
「どこに行っても治らない」とあきらめる前に、ぜひ一度整形外科にもご相談ください。
こんな症状は整形外科へ
- 腰・背中・首・肩が痛む(安静時は楽になるケース)
- 動くと痛みが増す、特定の姿勢が楽・つらい
- 手足がしびれる・力が入りにくい
- 関節が腫れる、動かしにくい
- 転倒・スポーツのケガのあとの痛み
- 骨粗しょう症が心配な方(特に50代以上の女性)
こんな症状は内科も受診を
- 安静にしていても痛みが続く・夜間に強くなる
- 発熱・体重減少を伴う痛み
- 全身のだるさ・むくみを伴う場合
- 排尿・排便トラブルとともに腰痛がある
どちらか判断がつかないときは、やまだ整形外科・リハビリクリニックにご相談ください。
やまだ整形外科リハビリクリニックでは、整形外科では珍しく、内科・皮膚科など日常的な症状も診察しています。「ついでに相談してもいいのかな?」と思うことも、遠慮なくお伝えください。
当院では内科的な病気について、整形外科の診察時にも診断・処方していますし、必要に応じて、他科へのご紹介もいたします。
当院では、迷ったときも一緒に考えます
「この症状って整形外科でいいのかな?」と迷ったままご来院される方も多くいらっしゃいます。
診察を通じて、整形外科的な問題かどうかをきちんと確認したうえで、必要であれば適切な専門科へのご紹介もいたします。
「なかなか症状がよくならない」「どこも異常なしと言われた」という経験のある方も、どうぞお気軽にご相談ください。