医療コラム
マッサージに行くと楽になる。でも、また戻ってしまう
「週に一度マッサージに行かないと体がもたない」
「整体に通い続けているけど、しばらくするとまた同じ場所が痛くなる」
こんな経験、思い当たりませんか?
マッサージや整体は、その場の不快感をやわらげるのに確かに効果的です。
ただ、「通い続けないと元に戻る」という状態が長く続いているなら、それは痛みの「原因」に届いていないサインかもしれません。
マッサージが「届く場所」と「届かない場所」
マッサージや手技療法は、筋肉の緊張をほぐしたり、血流を改善したりすることに効果があります。
その場が楽になるのは本当のことです。
ただし、痛みの原因が筋肉ではなく
- 椎間板のつぶれや飛び出し(ヘルニアなど)
- 関節の摩耗・変形(変形性関節症)
- 骨のズレや不安定性
- 神経への圧迫
といった「構造的な問題」にある場合、いくら筋肉をほぐしても根本は変わりません。
川の上流で問題が起きているのに、下流だけを整えているような状態です。
楽にはなっても、またすぐ戻ってしまうのはそのためです。
整形外科では「なぜ痛いのか」を確認します
整形外科では、レントゲンや超音波検査(エコー)を通じて、骨・関節・神経・筋肉の状態を確認することができます。
「検査で特に異常はない」と言われることもありますが、それはそれで一つの大切な情報です。
構造的な問題がないとわかれば、「では体の使い方や動かし方の問題かもしれない」という次の視点に進めます。
痛みの原因は一人ひとり違います。
薬が合う方もいれば、リハビリが効果的な方、注射で楽になる方もいます。
「これで治る」という一つの正解があるわけではなく、その方に合った方法を一緒に探していくのが当院のスタンスです。
リハビリで「痛みが戻らない体」をつくる
当院が特に大切にしているのが、理学療法士によるリハビリです。
同じ腰痛や肩こりでも、
- 長年の姿勢のクセ
- 体幹の弱さ
- 股関節や肩甲骨の動きの硬さ
- 日常動作の負担のかかり方
など、痛みに至る背景はさまざまです。
理学療法士は「体の動かし方のプロ」として、こうした背景を丁寧に評価し、
- 痛みが出にくい体の使い方
- 日常生活での姿勢・動作のポイント
- 自宅でできるストレッチやトレーニング
を具体的にお伝えします。
「その場を楽にする」だけでなく、「また痛くなりにくい体をつくる」ことを目指しています。
こんな方は、やまだ整形外科リハビリクリニックで原因を確認してみてください
- マッサージや整体に長く通っているが、根本的に改善しない
- 「治った」と思ってもすぐ再発する
- 痛みが少しずつ強くなってきている気がする
- しびれや力の入りにくさも出てきた
- 「年のせいだから仕方ない」とあきらめている
「こんな症状で整形外科に行っていいのかな」と思ったときこそ、お気軽にご相談ください。
まず原因を確認することが、遠回りのようで一番の近道です。