当院でも処方されている漢方薬ですが、漢方薬は草の根や葉などを乾燥させた自然生薬です。
その始まりは、中国の神農(しんのう)という伝説上の人物が、地球上の全ての草木を舐め、薬として使える物を抜粋したのが始まりと言われています。その本は、神農本草経という本にまとめられて、現代の漢方薬のルーツになっています。
伝説上の人物というと、なんだか突飛な話ですが、漢方薬は実際に効果が認められています。
多くの漢方薬は、食前に服用するようになっていますが、なぜでしょう?
これは、漢方薬が自然生薬であるため、食材と同じように吸収されるという考え方から、食後に服用すると漢方薬の効果が薄くなってしまうと言われているためです。
以上、漢方基礎知識でした。
リハビリテーション科 東洋医学素人