みなさま、鍋が美味しくなる時期になりましたね。もう鍋は食べましたでしょうか。わたくしは締めの雑炊やラーメンがとても好きです。
一人暮らしをしていると、鍋はとりあえず具材をきってすべて入れて煮込むという適当な作り方になってしまいがちですが、実家に帰れば母という鍋奉行がいるわけで自ずと同じ鍋でも味が変わりますね。
そいういえば、「鍋奉行」とはご存知でしょうか。
ここで、言葉の由来について調べたので記載しておきます。
むかし、むかし北国のあるお城で殿様は味が混ざることに疑問を持ち、鍋物が美味しくなる季節になると憂鬱だったそうです。
ある日、鍋物を美味しく食べたいとおもった殿様は老中に、「鍋の味が単調で我慢の限界だからなんとかならんのか」と聞いたところ、「家来が毎度いろんな物を次々にいれるのがよろしくないのでは」と言ったそう。
そこで、老中から「城下町の外れにある家屋は冬場になると人が集まり、そこの住民は鍋に関してひと味違う」という話を聞いた殿様は、その者を呼び出し鍋を作らせました。その者は、野菜・肉・豆腐・こんにゃくなど具材の配置や煮込み時間など家来に細かく指示したそうです。そして作った鍋は殿様曰く、今までとは比べ物にならないほど美味しい!ど絶賛したそうです。
と、まあ「鍋料理に対して事細かく指示をする人」のことのようですが、今では複数人でワイワイ楽しむ鍋の席では単なる口うるさい人にしかなってないケースが大半らしいです。
今では一人鍋、一人焼肉というのも珍しくはないですがやっぱりみんなでわいわい食べるご飯が美味しいですよね。
野菜やお肉など身体にいいものが一度に沢山取れる鍋料理。今では鍋の元が数え切らないほどありますので、みなさまも身体にきをつけて鍋料理を食べましょう。目指せ鍋奉行。
以上、リハビリテーション科の鍋奉行?でした。