第3弾!
こんにちは!
以前からブログにてご紹介している「有酸素運動について」の第3弾になります。
第1弾では、「エルゴメーター」
第2弾では、「ノルディックウォーキング」
そして今回は、新しく導入される「トレッドミル」についてご紹介したいと思います。
トレッドミルとは、簡単に説明しますとベルトコンベアの上を歩くウォーキングマシーンです。
特徴として・・・
①歩行・走行時にアスファルトに比べて足腰にかかる負担が少ない
②歩行が不安な方でも手すりにつかまりながら実施できる。
③傾斜やスピードを調節することができるため個々の機能、目的にあった運動が行え
る。
④週1回でも続けることで、効果(廃用予防、階段が楽に登れるetc…)が期待できる。
などなど。
ここで!「そもそも有酸素運動ならどの機器を使っても同じなんじゃない?」と思われる方もいるでしょう。答えはNOです!
トレッドミルとエルゴメーターの筋活動に着目した研究では、それぞれ使う筋肉の強さが異なる!という結果がしっかりと報告されています。
また、トレッドミルは動くコンベアの上で走るため「地面を蹴る」という動作が少なくなってしまうのに対して、ノルディックウォーキングでは手足をより大きくバランスよく動かさなければいけないため「地面を蹴る」に近い動作が要求されます。
このように1つの機器では補えない所を3つの機器を用いることでよりよいリハビリができると考えています。
また、運動麻痺・パーキンソニズムなど整形外科疾患以外のリハビリとしても有効的ですので、是非沢山の方に体験していただきたいと思います。
リハ科 平岡